2008年03月25日

卒業スピーチ





ご卒業の皆さん、おめでとうございます!!
ゆみこです。

4月から新しい生活の始まりですね。陰ながら応援してます^^

卒業生に向けて
面白い「卒業スピーチ」を紹介します。
もともとどっかの校長先生のスピーチで
新聞にのったり、歌になったりで有名になりました。
↓是非聞きながら読んでみてください♪

http://www.youtube.com/watch?v=0CVB8YSOLK4&feature=email

99年卒業生の皆さん

日焼け止めを塗りましょう。

私が皆さんの将来について一つだけアドバイスできるとしたら
日焼け止めがそれです。
日焼け止めの長期的な効果に関しては科学的に証明されていることですが
これから話すのは私自身の経験に基づくものです。

ではお話しましょう。


若さの美しさと強さを大いに堪能してください。
いや、おそらくその大切さは失ったとき初めて理解するものでしょうから
今の皆さんには分からないと思いますが・・・
でも、これだけは信じてください。
20年後きっと若かりし頃の写真を見ながら
あの頃いかに自分が可能性に満ち溢れ生き生きと美しかったか、思い返すことになるのです。

あなたは自分が思っているほど太っていません。

将来のことを心配しなくても大丈夫です。
いや、別に心配してもかまいません。
ただ心配するというのは、ガムをかみながら解く代数の方程式程度の効果しかありません。
本当の問題というのは心配事として脳裏に浮かばないもの。
何の変哲のない日の午後に不意打ちのように襲ってくるものです。

自分が恐ろしいと思うことを、一日一つ行ってください。

歌いなさい。

人の心に気にかけること。
自分のことを気にかけてくれない人たちと我慢して付き合わないこと。

歯を大切に。

嫉妬などで時間を無駄にしないこと。
ある時は人より先立ち、またある時は人より遅れをとるものです。
長いレースですが、結局は自分との戦いです。

褒められたことは覚えていましょう。
けなされたことはすぐに忘れましょう。

これができたら、私にどうやったか是非教えてください。

昔のラブレターはとっておきましょう。
古い預金報告書は捨てましょう。

ストレッチしなさい。

自分の人生をどうしたいか分からなくても罪悪感を感じないこと。
私の知っている最も面白い人たちは
自分の人生をどうしたかったなど22歳の時には知りませんでした。
40歳になっても分からない、とても面白い人たちもいるのですから。

カルシウムを取りましょう。
膝を大切に。
動かなくなってから後悔しますよ。

結婚するかもしれないし、しないかもしれない。
子どもができるかもしれないし、できないかもしれない。
40で離婚するかもしれないし、75回目の結婚記念日にかわいい人とダンスしてるかもしれない。

自分を褒めすぎず、叱りすぎずにいましょう。
選択のうち、半分は運です。
それは他のみんなにとっても。

自分の体を楽しみましょう。
できる限りどんなふうにも使いましょう。恐れず、他人の目など気にせずに。
自分が手にしている最もすばらしい道具なのですから。

踊りなさい。
例え、自分の家のリビング以外でする場所がなくても。

従わなくてもいいから、説明書は読みましょう。

ビューティー雑誌は読まないように。
自分が醜く感じるだけですから。

両親のことをよく知りましょう。
いついなくなってしまうか分からないのですから。

兄弟を大切に。
彼らはあなたの過去に通じる人たちであり、おそらく将来もずっと一緒にいる人たちであろうから。

友は来て、去っていくものだと理解しなさい。
本当に大切な何人かとはずっと仲良くしなさい。

できる限り自分のライフスタイルを地理的にも近い環境に止めておきなさい。
年をとればとるほど、自分の若い頃を知っている人たちが必要になるものです。

ニューヨークには一度住んでみなさい。
でも辛くなる前に出て行きなさい。

北カリフォルニアにも一度住んでみなさい。
でもやわになってしまう前に出て行きなさい。

揺るがない真実を受け入れなさい。

物価は上がり、政治家はスキャンダルを起こす。
あなたも年をとるのです。
そして年をとると、自分の若い頃は物価も安く、政治家も立派で
子どもは年寄りを大切にしていたと懐かしく思うものです。
年寄りを大切に。

誰かが自分を支えてくれるだろうなどと思ってはダメです。
パトロンやお金持ちの配偶者に恵まれるかもしれない。
でも、どちらもいついなくなるか分からないものです。

髪をいじり過ぎないようにしましょう。
そうしないと40歳で85歳くらいに見られてしまいますよ。

どんな助言を受けるかは注意して選びなさい。
助言者には忍耐強く対処しなさい。


アドバイスとは追憶の一つです。
過去をごみためからつり上げ、きれいに拭き、汚いところを塗りなおし
実際よりも価値のあるものとしてリサイクルするようなものです。


ただし、日焼け止めに関してだけは信じてください。
  
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