2008年03月13日

【本当に大切な50のこと】はじめに





本当に大切なものの定義

広い家、高級車、ダイアのブレスレット。
デジタルTV、優雅な休日、スパ付のリゾート。

私たちはこういった「豊かさの象徴」に囲まれて生きています。
そしてそれらがないと
気が滅入ったり、置いてけぼりを食ったような気がしたり
もしかしたら「自分は価値がない」と思い込み、意気消沈したりするかもしれません。


なぜでしょう。


それらのものは人生における本当に大切なものではないのです。
少なくとも、長い目で見れば。


一番大切なものは、身の回りにありふれていて
誰もが感じることができるシンプルな喜び。

良き人であるための明白な価値観。

強い優しい力で私たちの魂を満たしてくれる
友人や家族との心の絆です。


この本には、人生で本当に大切な50のモノたちがつまっています。


おいしいコーヒーを飲みながら談笑すること
ハグの大切さ
シンプルな生活を送るための勇気
ストリートミュージシャンの言葉の中の知恵
キャンドルの明かりを見つめる平和、安らぎ


これらの話たちがあなたを勇気付け
道を示し
魂を満たしますように。

そして何より
人生の本当の価値を知るヒントを与えられますように。


幸せというのは結局
手で触ることのできる「モノ」の中にあるのではなく
自分自身の中にあります。

そして、それを見つけるために
心の目をしっかりと開きましょう。
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2008年03月13日

【連続教育支援小説そる姫】第6話 解散!そして。。。

「ふははははははー、もちろんお隣の中国からだー!大阪から安い船があるんだよ」キラーンicon12

タカシの声は力に満ちあふれている。
歯が真っ白だ。

「ふははははははーなぁ〜コイケちゃぁ〜ん」キラーンicon12

聞けば、コイケちゃんもつい先日、例の船に乗って中国へ行ったというぢゃないか!

”なんなのこの人たちー!” そる姫の興奮が高まったface08

「ふはははははーそれでね • • • 」



『すいません、そろそろ十時になります〜』


「!!」


閉館を告げるお姉さんがきた。

タカシはしょんぼりした。
「ふっ。。ほほ。。ほ」icon15



「なんだよー結局今日も脱線して終わりかよー」face09
団長ヒラヤマは不満たっぷりそうだ。
「まぁ〜話す事はだいたい決まったしいいか、さぁー出るぞー。コイケちゃんとオクナカは来週までにコレとコレやってこいなー、カールはブログの更新早めにやれなー」



SOLのメンバーはそそくさと帰る準備を始める。


”やぁ〜ん、もう終わりなんて! タカシさんのお話聞きたかったのにー”
そる姫はめっぽう興奮し、名残惜しそうに消えてゆくホワイトボードを眺める。


「そる姫ちゃんちゃっす、ここ十時になるとウッス!閉館ぢゃなくて、下のシャッター閉まるッスから急いでッス。まぁ問題ないですけどネ!」
カールはそる姫より片付けが遅れているのに満面の笑みでそう言った。

「あっ はい!」

「ペン落としたよっ、あとミカンもっ」ヒビノも満面の笑みだ

「ありがとうございますぅ!」
そる姫は鞄にSOLの資料と名刺をつめて、エレベータに向かう男達を追いかけた。

彼らの向かう先に、彼女は期待と希望を感じていた。
”わたしの憧れのキャンパスライフが!きっとここから始まる!”




しかし!!この日はこれで終わりではなかった!!



「よーし!とりあえず今日は解散だー!!飲みに行く人ー?」
「ウイーッス、ちゅーっす!まぁ問題ないっす!」
「僕も行きますよーミカンいります?icon01
「おう!もちろん行くぜ」キラーンicon12icon12
「えっあっ、どしよかなーあ〜ぢゃぁ〜おれも行きます」

団長はどんどん元気になっていく


「オイラはお金ないし、寝てないし、毛もないし今日は帰るわ〜」


オクナカはマルチでガッポリ稼いでることをそる姫は知っていた。
そして、そのお金はオクナカの愛人にすべて貢がれている事も。


そる姫の話術はあらゆる人の心を開放させる。それは隠し事の宝庫すら開くことができ、
故に彼女はマルチの女になれたのだった!


「おいーオレなんて、一週間前から寝てないぜー。昨日なんて会社終わって、スノボ行って、ダチと飲んで、クラブで踊って、会社行って。。。あれ?一昨日の話だったぜ。 はははははあっはあはえへはおふぉーーー!」

団長ヒラヤマはますます元気になっていく

そる姫は「あの〜私も行ってもいいですか?」

「当然だフォーーーー!」


「!!あの」

「ヒョッフォーーー!!」


”だだだ団長が、さっきと雰囲気が違う!!”
そる姫はカールやタカシに目を向けるが、特に驚いた様子はなかった。

「タカシさん、タカシさん」
「ん?なんだいそる姫ちゃん?」キラーンicon12

「ヒラヤマさんっていつもこうなんですか?
「こうって?」キラーンicon12

「その〜オンオフがあるっていうか、さっきと雰囲気が違うので〜」
「ああー!そる姫ちゃん一年仕事してたって言うけどほとんど学生だから知らないかもしれないけど、できる社会人はメリハリがあるんだよ!」キラーンicon12icon12


「そそそ、そうなんですかーなるほど。。。」そる姫うなずく。


おびえるそる姫をよそに、一同は夜の町『リョウガエ町』へと向かった。



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Posted by SOL at 04:18Comments(0)